Pythonのデータの型とは

Pythonのデータ型とは

Pythonのデータ型は、データの種類を定義します。これはプログラム内で扱うデータの性質を決定し、どのように操作できるかを示します。

主なデータ型

  • 整数型(int): 小数点なしの数値。例:10, -3
  • 浮動小数点型(float): 小数点を含む数値。例:3.14, -0.001
  • 文字列型(str): 文字の並び。シングルクォート(’)またはダブルクォート(”)で囲みます。例:'hello', "world"
  • ブール型(bool): 真(True)または偽(False)のいずれかの値を持つ。例:True, False
  • リスト型(list): 順序付けられたデータのコレクション。角括弧([])で囲みます。例:[1, 2, 3], ['a', 'b', 'c']
  • 辞書型(dict): キーと値のペアのコレクション。波括弧({})で囲みます。例:{'name': 'Alice', 'age': 25}

型の確認と変換

  • 型の確認: type()関数を使用して、変数のデータ型を確認できます。例:type(15)<class 'int'>を返します。
  • 型の変換: Pythonでは、一つの型から別の型へ変換(キャスト)することができます。例:int(3.5)3に、str(100)'100'に変換されます。

型の重要性

データ型はプログラムの正確さと効率に影響を与えます。適切なデータ型を使用することで、エラーを防ぎ、データを適切に処理できます。

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